さんむの家改修工事 04

さんむの家改修工事が始まりました。

築40年の住宅のリフォーム工事です。

断熱改修、耐震改修、間取りの改修、スケルトン改修です。

太陽光パネルの工事が始まりました。
さんむの家では タニタハウジング エコテクノルーフを採用しました。
一見すると普通の太陽光パネルですが、屋根葺き材と太陽光パネルが一緒になった部材です。

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アルミ残の間に太陽光パネルを落とし込みます

施工方法は屋根下地材にアルミ残を取り付け、そこに屋根パネルを落とし込んでいきます。
この構成のために部材の精度がかなり高いようです。
実際、施工の様子を見ているとパネルの落とし込みの際も緩くもなくキツくもない丁度良い施工精度のようでした。

 

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屋根詳細です。通気槽が確認できます。

この工法の良い所は屋根パネルと屋根下地材の間に通気層を設けることができること。
通気層の効果で屋根下地の通気が確保でき屋根下地の耐久生の向上が期待できます。
この効果を有効にするためにはルーフィング材の選択が大切になり、透湿ルーフィング材の「タイベック ルーフライナー」を選択しました。

 

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パネル設置完了。最近の降雪に備えて雪止め付きです。

良い所ばかりでは無いのが現実世界。そう、唯一の欠点はコスト面です。
屋根葺きが必要無いので屋根工事が不要になった分を陽光パネルの設置に補充することができるのですがそれでも少し足りません。
タニタさんの話では、大手メーカーさんと比べて出荷量が少ないので割高になるとのこと。

 

ですがコスト面だけを見て高い安いだけで判断では総合的に良い建物は完成しません。
最終的には屋根下地材の耐久性向上と屋根部材の軽量化による耐震性能の向上を総合的に判断していただき採用しました。

また工法の採用について進和建築の千葉さんに相談したところ、理解を得ることができ販路や工事施工の講習会など色々と協力していただけました。
このような新しい工法は施工業者さんの努力が無いと難しいです。
従来の工法を使っていれば余計な苦労を自らすることは無いですからね。

工事完了後の運用が楽しみです。

さんむの家改修工事03

さんむの家改修工事が始まりました。

築40年の住宅のリフォーム工事です。

断熱改修、耐震改修、間取りの改修、スケルトン改修です。

耐震改修工事が進んでいます。

建物の傾きを修正して柱と梁の緊結作業行いました。

また2階床の水平構面を確保するために24㎜の構造用合板貼りとして

います。

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さんむの家改修工事02

さんむの家改修工事が始まりました。

築40年の住宅の改修工事です。
断熱改修、耐震改修、間取りの改修、スケルトン改修です。

工事は構造体の補強が始まっていました。

昭和56年以前の建物ですから、いわゆる旧耐震と呼ばれる基準で施工されています。
現在の耐震基準に近づけるために耐震改修を行います。

大きく分けると基礎と上部構造に分かれるのですがまずは基礎から上の部分の耐震改修からスタートです。

まずは柱と梁の仕口が金物でしっかりと固定されていませんので、まずは金物の取り付けからスタートしています。

今回は工務店さんの提案により構造体に穴を開けずに取り付ける金物を使用しています。

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今後は2階の床の水平構面を確保するために構造用合板で補強する工事を予定しています。

いずれも柱の傾きを調べ、修正しながらの作業です。
新築工事と比べ手間がかかりますし、大工さんの腕次第のところもあります。
今回の大工さんはベテランの大工さんで、その点では安心してお任せできます。

さんむの家改修工事 01

さんむの家改修工事が始まりました。

築40年の住宅のリフォーム工事です。
断熱改修、耐震改修、間取りの改修、スケルトン改修です。

計画を話すと”建て替えた方が安くて早くて手間がかかりませんよね?”と言われることも少なくありません。
ですが、改修して住み続ける理由もあるのです。

上棟の状態まで解体してから改修するスケルトン改修です。
断熱改修、耐震改修はもちろんのこと、以前の雰囲気を少しでも残しながらさらに住み心地の良さを求めていきます。

解体がおおかた終了して現況確認です。

無断熱のお陰もあり、土台、柱、梁の状態は良好です。

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丸鋼ですが配筋を確認でき、無配筋基礎では無いようです。しかし基礎が連続していないので対応を考えます。

一部シロアリの食害も見られましたが途中で逃げてしまったようです(良かった。。。)

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おまけ 小動物の巣も。。。

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