2024年1月 ニュースレター

2024年から月に一度の振返り、ニュースレターとして記事の更新をしていければと思います。

いまさらですが、去年のパッシブハウスジャパン全国大会の事を投稿したいと思います。

パッシブハウスジャパン全国大会の壇上で発表する機会なんて、今後もあるかどうかの事なので!

左から 池田組の池田さん 森代表 当日登壇したFabWorksの中さん 発表が終わって安堵する私

パッシブハウスジャパン全国大会2023


パッシブハウスジャパン全国大会2023は2023年11月16日に開催、プログラムの実例報告として発表の機会をいただきました。

実例として現在進行中のプロジェクト、NOIL新築工事について、私はローエナジービルディング認定のための解析チームメンバーとして、池田組の池田さんは施工者の代表として二人での発表でした。

発布当日の朝、最新の現場写真に入れ変えたり、DesingPHをリアル操作したりと緊張しましたが、出来はともかく無事に発表を終えることができました。

外部開口部の検討

今回のプロジェクトでは、外部開口部についての性能と耐久性を向上するために、

意匠設計→施工図作成→解析のフローを数回繰り返しました。

開口部の解析はCertified PH Consultantの高岡利香さんが苦労してまとめてくださいました。ありがとうございました。

また、外部開口部は山崎屋木工さんのキュレーショナー、木製サッシ+トリプルガラス仕様の高性能仕様となっています。ZEB認定の建物なのに、窓周辺に座ると何となく肌寒いということがあるのですが、本物件では快適に過ごすことが出来るはずです。

PHPP+DesingPHについて

NOIL新築工事は非住宅の建物なのですがPHPP+DesingPHで性能を解析することが可能です。

DesingPHについて簡単に説明しますと、プレゼン中の画面に赤く塗られた建物が映っているのですが、これがDesingPHで解析した状態になります。赤く塗られた部分は断熱の外側になっていて、このデータをPHPPに読み込んで計算することができます。

PHPPの良い面は、工法や使用建材の種類を一切問わずに解析できること。悪い面は特に無いと思いますが、あえて言うならば国産ソフトと比較すると操作方法がアナログなことでしょうか。

厳しい寒さと雪の中、また能登半島地震などありましたが、池田組さんの報告によると現場は着々と進行中とのこと。ホント、雪国の人は、雪にも負けずに粘り強い...

本物件はローエナジービルディング(申請予定)を目指しているのですが、工事の進行に合わせ、再解析等これから検討する要件が残っています。良い結果がでるようにチームメンバーと一緒にコツコトと積み上げていきたいと思います。

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