はじめに

私たちのこと

省エネルギー住宅を”ていねい”に設計しています

省エネルギー住宅の目的は、すまいの快適な環境を実現しながら、消費エネルギーも小さくすることです。

決してUA値がすべてではありませんし、暑さ寒さを我慢して消費エネルギーを小さくする暮らしではありません。

そのためには、断熱気密性能の適正な設計に加えて「自然の力」太陽や風を取り込めるパッシブ設計が必要です。

「自然の力」を理解し活かした家づくり、建築に関わって生きたいと考えています


私たちは建物の設計をしている建築設計事務所です。
仕事の対象は主に木造の建物についての新築・リノベーション設計です。
もちろん鉄筋コンクリート造、鉄骨造も対象としています。

建主の要望から図面作成を行い、建主の代理人として現場監理を行います。
また、工事見積りの調整を行いコストコントロールも行います。
私たちの仕事は、設計から竣工まで建主に寄り添いながら良い建物を完成させる事を目指し日々努力していくことです。見かけだけのデザイン設計を行うだけではありません。

近ごろは空き家問題等で話題になっていますが、すでに良質な建物がストックとして余っている状態です。
ですから新築だけでなくリノベーションも選択肢の候補にすることをお勧めしています。

業務内容

建築設計

設計作業はお客さまからの要望を私たちが技術面、コスト面から検討して”建築の言葉に変換=図面化”する作業です。

全ての要望を織り込む事ができない場合もありますが、お客さまの住まい方、技術面、コスト、から検討しまとめ図面化します。

「設計料は無料!」と言うセールスも耳にしますが、お客様に最適なプランになっているかどうかは疑問が残ります。
建築工事は全て設計からスタートします。その一番大切な部分を無料化していては最終的に完成する建物に納得ができるでしょうか?

温熱設計にはシミュレーションを行いながら設計を進めます。

基本案作成前には生涯コストを含めた性能シミュレーションを行います。建物性能、資金を含め納得した上で基本案を描きます。

基本設計時には一次エネルギー消費から用途・燃料別の光熱費試算まで、グラフで建もの燃費を見える化します。

※生涯コストとは将来の光熱費や設備更新費のことです。
建物のコストは建設費だけでは比較できません。目先の費用だけではないのです。

見積調整

見積り調整を行う事により、最適な工事金額を決定することができます。

相見積りで見積りをお願いするケース

複数工務店に見積をお願いします。3社を上限とするケースが多いです。
提出された見積もり内容を読み込み内容に過不足がないか精査を行い、最適な建設会社を選定します。
注意したいことは見積もり金額が安いだけで建設会社を選定しますと、契約後に技術力不足が発覚し、最終的には見積りよりも高い工事になってしまうケースもあります。

特命で見積をお願いするケース

過去の完成物件を参考にして仕事の完成度や技術を確かめて見積をお願いします。
見積には時間と労力が必要となりますので特命方式は建設会社にも負担が少なくなると考えています。
この場合も見積の精査は大切な仕事になります。

現場監理

現場監理は施工時のミスを防ぐ為にも必要です。

工事中は建主の代理者として監理を行い、必要な時は指示書等で是正を行います。
現場検査の立ち合いを行い品質の確認も行います。
建設会社も自社の責任で工事を行いますが、もう一つの違った視点で現場を監理することにより、より良い建物が完成するよう力を合わせ努力をしていきます。

つねに心がけていること

「作品」を作ることが目的ではありません

コミュニケーションとコラボレーションを大切にします

建物の設計前から住まい手であるお客さまとの対話を重ね、どのような解決策があるのか考え、最終的な提案を行います。
対話には時間と手間が必要ですが、一緒になって考ることにより、完成した建物に愛着を持つことができると考えています。
一方通行的な提案では無く、コミュケーションとコラボレーションを大切にした提案を行っていきます。
結果的に最終的な提案が同じになってしまった場合でも、その満足度は全く違うはずです。
「作品」のための一方通行的な設計をしないように心がけています。

環境問題、エネルギー問題にも関心があります

エコハウス、パッシブデザイン等、エネルギー消費を抑えた設計を心がけています。

(一社)パッシブハウスジャパンの賛助会員として活動し、メンバーと交流して常に新しい情報を取り入れるように心がけています。
設計時はパッシブデザイン、太陽に素直なデザイン、地域にあった性能住宅を心がけ、シミュレーションソフトを活用して検討をくりかえします。

シミュレーションソフトを活用して一次エネルギー消費から用途・燃料別の光熱費試算まで、グラフで建もの燃費を見える化できるようにしています。

地元にある材料でつくります

地産地消に取り組みます

食では地産地消が定着しつつあります。
地方で採れた食べ物をその地方で消費していく。地方の産業の反映を支えるだけではなく、採れたての食べ物ですから、食べて美味しく、健康にも良さそうです。

おなじように住宅建材についても地産地消に取り組みたいと考えています。

建物の扉や床材等は建材メーカの既製品を使わずに、職人さんに造作してもらいます。
現在、木造住宅に使われる木材の大半は海外からの輸入品です。
日本国内では優良な木材が出荷されず、山が荒れています。
そんな現状を少しでも改善できればと考え、積極的に地元の木材利用に取り組んできます。

千葉県はサンブスギが有名です。
スギは床材としても最適です。比較的柔らかな材料なので傷つきやすいですがその肌触りは心地良いです。
スギ材を使って、家づくりをしてみませんか?


★初回相談は無料です★
ご相談などお気軽にお問合せください