東日本大震災から今日でもう4年がたちました。
最新の発表では、
震災の死者 1万5891人 行方不明者 2584人 震災関連死 3194人
約2万人を超える人々が亡くなられました。
この方々に哀悼の意を申し上げます。
多くの犠牲者が生きて経験したかった事を、私たちは生活して経験しています。
この事を忘れずに多くの犠牲者の変わりに生きていきます。
自然の力を活かす住宅設計:省エネとパッシブデザインの融合
東日本大震災から今日でもう4年がたちました。
最新の発表では、
震災の死者 1万5891人 行方不明者 2584人 震災関連死 3194人
約2万人を超える人々が亡くなられました。
この方々に哀悼の意を申し上げます。
多くの犠牲者が生きて経験したかった事を、私たちは生活して経験しています。
この事を忘れずに多くの犠牲者の変わりに生きていきます。
日経アーキテクチュアセミナー「ストック時代の建築の新しい仕事」に参加してきました。
やはり皆さん、今後の建築業界の動向に感心があるようで、セミナーは満員。キャンセル待ちで受講してきました。
今回の講師、松村秀一先生、清水義次先生 が活動されている概要は、日経アーキテクチュア等で理解しているのですが
もう一歩理解を進める為にはやはり生Liveが一番と考えての参加です。
松村秀一先生のキーワードは”ハコの産業から場の産業へ”
戦後から続いてきた、新築市場の考えから脱却し、市場に流通している既存の建物を、上手に活用していく再生市場への変化が必要があるとの事。
新築住宅産業の住宅が完成していくまでのシステムはまったくムダがなく見事なのですが、既存の建物を改築してくシステムには適応することができません。
新築住宅の市場が減少していくと予想されていく中、改修というシステムに対応していく考えかたの変化が必要になります。
”ハコの産業から場の産業へ” 変革するためのTips
働き方も、様々なスタイルが出てきています。
これらを上手に結びつけていくコトがこれからの仕事だと再認識することができました。
今後は建築士として設計の仕事をしていくのはもちろん、社会で働く一個人の一つの強みとして”建築を知っている”という肩書きで、
様々なコト、場作りに関わって生きたいと考えています。
まずは、SNSグループのメンバーが、現実に交流することが出来る場を作り上げることを目標にしていきたいと考えています。
木を枯らすように剪定する事は簡単ですが、その反対をすれば良い木になるわけでは無い。
剪定作業は難しい。
「gallery’s eye ‐選ぶ力‐」を観てきました。
gallery’s eyeについて以下、オフィシャルサイトより抜粋します。
2015年2月にカイカイキキギャラリーにて、工芸やアートを扱う10軒のギャラリーによるイベントを開催いたします。各ギャラリーが推薦する作家の作品を一堂に会して展示販売するともに、昨今のオープン化したマーケットの状況に対して、あらためてギャラリーの役割を問うメッセージも含んでいます。イベントタイトルである「gallery’s eye ‐選ぶ力‐」にはギャラリーの選択眼の大切さの意味を込めました。各ギャラリーの選りすぐりの作品を通して、それぞれの眼を感じて頂ければと思います。この新しい試みにぜひご注目ください。
ーオフィシャルサイトよりー
名だたるギャラリーが参加する今回のイベント。
クラフトフェアや陶器市とは違う、ギャラリーオーナーの選択眼を通した選りすぐりの作品が並ぶイベントです。
こんな機会、今まで無かったですし、工芸、アート界で、以降も語り継がれるそうなイベントなので足を運んで確かめてきました。
会場は予想通りの混雑。来場者が多くて、落ちついて作品を観るにはちょっと難しそうな雰囲気。
来場者の雰囲気もクラフトフェア来場者とは少し違った感じ。
服、持物を観察していると、やはりライフスタイル雑貨を好む人達とは少し層が違っているのですね。
各ギャラリーを廻ってみての感想。
やはり、器関係は良い物が並んでいるのですが、小さなアート作品に目が止まります。
何人かの気になる作家さん達を知る事ができました。
Gallery yamahon さん
岩田美智子さん 岩田美智子HP BLOG 函箱雑記帖
岩谷雪子さん Facebook
安永正臣さん Facebook
DEE’S HALL さん
土器さん、チコちゃん、いつもお世話になってます。
一番完成度が高かったと思います。流石です。
一つの会場内で有名ギャラリーが軒を連ねる、お互いの個性がぶつかり合う、なんとなくお祭り状態の中でしたが、有名ギャラーリーを同時に眺める事ができたのは良かったと思います。
また、何気なく通っているギャラリーの雰囲気もオーナーが作品と一緒に作り出している器の一つで、そんなギャラリーで作品を眺める事がとても貴重で大切な時間だと言うことを改めて実感しました。
リビングデザインセンターOZONEさんが主催する、住宅と暮らしの20年 vol.1に参加しました。 このイベントでは、「これからの住まいに本当に必要な機能と技術を考える」をテーマに、住宅事情を多角的に捉えるパネルディスカッションが行われました。
ファシリテーターの三浦祐成氏が現在の住宅事情について、”住宅貧乏”と表現し、”住宅貧乏”を軸にしてのパネル・ディスカッションでした。
”この20年間、住まいを供給する側が、具体的な住まい方の提案が無かった為に汎用的な間取りが氾濫、また住み手も住まい方を考える事をしてこなかった、この事が”住宅貧乏”を生み出してしまったのではないか?”と分析。
難波氏は箱の家シリーズを展開しており、住まい方を手案する事によりしっかりと住み手も成長しているという、ご自身の確信もあり納得することができました。
また構造家の播 繁先生からは、阪神淡路大震災の当時の様子、現地をご自分の足で歩いて調査されたお話、また木造の構造設計では、水平構面耐力の大切さを再確認。
建築家・藤村龍至氏が紹介した「Google House」
“google”の画像検索を使用し,戸建て住宅を画像検索して要素ごとに分類。その要素を抽出し、編集した設計した家がgoogle houseです。
意外な事に”google house”は住宅性能評価で高評価を得る事ができたそうです。
一般の住い手が望む戸建て住宅のイメージが、住宅の性能さえも満足させてしまっています。
この事はまさに、集合知の結果であり、書籍”「みんなの意見」は案外正しい”のように、住宅建築については、大勢の集合知による設計(google house)は有能な個人の設計(建築家による設計)よりも正しいと言った事が当てはまるように思えます。
最後のトークセッションでは 今さら感もありますが、”スケルトン、インフィル”の考え方がとても参考になりました。
私自身、在来木造構法と金物工法を活用してきましたが、構造体に対する考えを整理する事ができました。
お施主さんにとって、信頼の置ける箱(構造体)を建築士が提供する事が第一です。
今までロケット工法を採用していたのですが、SE工法についても積極的に取り入れたいと考えています。
今後、施主主体のリノベーションをドンドンお手伝いしたいと考えているのですが、しっかりとした構造体をクライアントに提供できるかが重要です。改修工事についての箱の原理も考える必要があります。
しっかりとした構造体をキャンバスに見立て、クライアント自身が好きな絵(内装)を描く事ができればと考えます。
室内環境にはエアコン暖房に加湿器が一番良いのですが、やはり灯油ストーブの良さは捨てがたいです。
そこで、10年ぶりにアラジン ブルーフレームを引っ張りだし使ってみることにしました。
長期間保管していたので少し錆びが出てしまいましたが、軽く点検して灯油を入れて着火すると青い炎を見ることができました。
ブルーフレームは構造が簡単なのですが、青い炎を維持するためには一手間がかかります。
その一手間が面倒だったりするのですが、青い炎は魅力的ですね。
ヤカンを置いてお湯を沸かしたり、お餅も焼けるので更に魅力が増します。
ブルーフレームだけでは大変ですが、エアコン一緒に使えばどうにかなりそうです。
洗面カウンターを造作にて制作する時、カウンター材、洗面器、水栓の選択は悩みますね。
悩ましい時間ですが、とても楽しい時間でもあります。
お客様から特に要望が無い時は、私は昔ながらの埋め込み式の洗面ボールを提案します。
木製カウンターと合わせる洗面器のお薦めはTOTO L851CUです。簡素なデザイン、洗面容量も大きく使い勝手がとても良いです。
しかし、すでに廃盤になりカタログ落ちしているのです。
現在も廃盤ながらも注文製作をしてくれていましたが陶器が破損したときのメンテナンスを考えると採用する事が難しいのが残念です。
なので、復活して欲しい建材のNO1が TOTO L851CU です。
そんなL851CU、カタログ落ちの詳しい理由は解りませんが、監理をしていると施工上の不安を少々感じます。カウンター板をくり抜いて洗面ボールを設置し、シリコンシールで固定する方法は施工する職人さんの技術に頼る部分が大きく施工不良が起きやすいのでしょう(もちろん、そのような事故が無いよう設計監理を行います)
狭い洗面カウンター台の中に頭を突っ込んでシリコンシールを打つのは大変ですし、施工不良を引き起こす可能性も大きいです。洗面ボールとカウンター板の隙間の漏水対策もシリコンシールだけに頼っているのも不安な面もあります。
このようなクレーム対策や、マーケティン等により水回りのメーカー各社が販売している洗面カウンターは、このような対策等がとられた安全側の設計がされた商品が並びます。狭い洗面スペースで最大限の大きさ容量を確保して漏水対策も完璧です。そのような流れの中、施工不良が生じやすい製品は、製品自体の魅力とは別に、残念ながらカタログ落ちしていくのでしょう。
ですが、木製カウンターにL851CUの組み合わせは完璧な商品にない魅力があります。
水栓脇のちょっとしたスペースがコップ置きとして使えたりして使い勝手も良いのです。
一見すると何の変哲も無い洗面ボールですが使ってみると”普通の良さ”があります。
TOTOさんに、是非復活をお願いしたい一品です!
完成したプロジェクトへの記事:木質パネル工法住宅のリフォーム:天然素材と経年変化を楽しむ空間へ
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今年の元旦は福島県で過ごしてきました。せっかくですから元旦からスキー!です。
予報では10年に一度の降雪になるとのことでしたが、滞在中は降雪も少なく静かに過ごすことができました。
元旦早々、スキーを楽しんで来たのですが低気圧の影響で気温がかなり下がり、久しぶりに
”寒ーーーー” を連発した一日でした。
スキーに限らず、色々と装備(スキー、ウェア等)を整えて自然の中で遊ぶのは、やはり楽しいものです。
東北のスキー場では、色々なキャンペーンを行っていますね。
19歳ならリフト券が無料の雪マジ!19とか魅力的です。
若い子はゲレンデに行くだけでもハードルが高いと思うのですが、リフト券が無料ならばそのハードル(お金)も下がります。
スキーならば年齢に応じて楽しむことができるのでスキーはお勧めです(スキーしかできないのですが)
家族でしたらアルツ磐梯スキー場が色々と便利です。
しかーし、私はあえて小さなスキー場もお勧めします。
グランドサンピア猪苗代リゾートスキー場、小規模ですがゴンドラを使って滑ることができます。
寒い日でもゴンドラで暖まることができ、休憩もできるので、小さなお子さんがいる家族にもお勧めです(もちろんお疲れ気味のパパ、ママにも!)
しかも、このスキー場、DJさんが何時も生放送をしてくれているのです!
リクエストカードで好きな曲をリクエストすればメッセージと共に曲をかけてくれます(今回は、ようかい体操第一 がパワープレイされてました)
ゴンドラの中、家族一緒にリクエスト曲を聴くのは楽しいですよ!
ウインタースポーツの人口は減少していますが、もっと身近になって沢山の人が楽しめる仕組みが出来るといいですね。
ドイツの水回りのメーカーGROHEの水洗器具が入っている外箱です。
段ボールにメーカーのロゴがプリントされています。
たかが外箱ですが、細かい配慮が嬉しいです。
ユーザーさんが直接目に触れることは無いかもしれませんが、こんなデザインされた外箱に入ってきたら、嬉しいと思います。
開封するとこんな感じに水洗が現れます。
箱の組み立ても粘着テープ等は一切使っていない組み立て式です。
製品のデザインだけではなく輸送の段階までキチンとデザインされています。
このような細かい積み重ねがブランドを造り上げているのだと思います。
天然素材を取り入れたリフォーム事例:木質パネル工法住宅のリフォーム