さんむの家改修工事が始まりました。
築40年の住宅の改修工事です。
断熱改修、耐震改修、間取りの改修、スケルトン改修です。
工事は構造体の補強が始まっていました。
昭和56年以前の建物ですから、いわゆる旧耐震と呼ばれる基準で施工されています。
現在の耐震基準に近づけるために耐震改修を行います。
大きく分けると基礎と上部構造に分かれるのですがまずは基礎から上の部分の耐震改修からスタートです。
まずは柱と梁の仕口が金物でしっかりと固定されていませんので、まずは金物の取り付けからスタートしています。
今回は工務店さんの提案により構造体に穴を開けずに取り付ける金物を使用しています。
今後は2階の床の水平構面を確保するために構造用合板で補強する工事を予定しています。
いずれも柱の傾きを調べ、修正しながらの作業です。
新築工事と比べ手間がかかりますし、大工さんの腕次第のところもあります。
今回の大工さんはベテランの大工さんで、その点では安心してお任せできます。