太陽の熱エネルギー利用して住宅内の暖房を行うパッシブソーラーシステムの実機見学と講習会に参加してきました。
伺ったのは環境創機さんの開発した 「そよ風」です。
国立駅で下車すると桜が満開。
国立駅前は桜並木で有名で、運良く満開の桜を観ることができました。
駅から会社まで送迎していただいたのですが、少し遠回りしていただいて思いがけず、素晴しい花見ができました。ありがとうございました。
太陽エネルギーを利用する仕組みなので、いかに太陽面に屋根を向けることができるかが重要になってきます。
屋根で暖めた空気を基礎に送り、基礎を蓄熱体として暖め、基礎表面の暖まった空気を上昇させ室内を暖める仕組みのため、
上手に空気を循環させる間取り、断面計画が必要になってきます。
そのため、建物全体を一つの空間と考え、空気を循環させるワンルームのような間取りが最適です。
また、本来は暖房システムとして開発されたシステムですが、夏場の籠った熱気を抜く換気システムも備えているので、
高気密高断熱住宅において、夏場の家内に籠ってしまう暖かい空気を循環させるのにも最適です。
敷地条件や予算等の制約はあるのですが、自然エネルギを取り入れる暮らし方も提案していきたいと考えています。