年末年始の休業日のお知らせ

YouTubeから歴史を振り返ってみる

当社の業務は本日迄となりました。本年は大変お世話になりました。

2022年12月28日(水)より2023年1月8日(日)まで、年末年始休業とさせていただきます。 

今年もblogの更新など、情報発信が少なかったのが反省点。来年こそはと考えています。

賛助会員として参加しているパッシブハウスジャパンもYouTubeにて情報発信をしています。

パッシブハウス・ジャパンYouTubeチャンネル

私もYouTubeチャンネルを登録しているのですが、YouTubeの仕様が変わったのか、最近になって過去のパッシブハウスについての動画があがってきます。

私は高断熱高気密に目覚めたのが遅く、過去のパッシブハウスの取り組みを詳しく知りませんでした。過去の動画があがってくることで、歴史を知ることができてとても参考になります。

忘備録を兼ねてリンクを紹介したいとおもいます。お時間のある時にでも是非ご覧になってください!

来年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

パッシブハウス

パッシブハウス(PassiveHouse)特集_TVK

目に見えないもの 電磁波について

猛暑からの急変:線状降水帯の影響

猛暑日が続き、久しぶりの恵みの雨だと喜んでいたのも束の間、線状降水帯による豪雨被害が発生しました。被害にあわれた皆様にはお見舞い申し上げます。

電磁波に関する問い合わせの増加

梅雨入り前に、不思議と電磁波に関する問い合わせが続きました。

「送電線の近くに住んでいるけど、電磁波について知りたい」「目の前に電線が走っているけど大丈夫?」といった、すでに生活している環境についてのご相談です。これをきっかけに、電磁波に対する関心が高まりました。

電磁波の基礎知識と資格取得

電磁波については、以前参加したパッシブハウスジャパン(PHJ)のセミナーで知識を得た程度でした。しかし、この機会にもっと深く学ぼうと考え、日本電磁波協会の2級電磁波測定士の資格を取得することにしました。

電磁波のリスクと日本での現状

日本では、電磁波の健康リスクは明確にされておらず、基準も存在しません。しかし、住宅内では多くの電気機器を使用しており、その数だけ電磁波が発生しているのは確実です。健康への影響も考慮するべきかもしれません。

住宅内での電磁波対策

建物内のすべての電磁波を完全に防ぐことは難しいですが、特に長時間過ごす場所、寝室では対策を行うことが基本方針です。多くの電磁波グッズはシールド対策を取っていますが、実際に測定してアーシング対策を行うほうが納得感があり、説明もしやすいと感じました。

簡単な電磁波対策

以下は、日常でできる簡単な電磁波対策の例です:

  • 睡眠時、スマホを充電しながら枕元に置かない。可能であれば別室に置き、少なくとも60cm以上離しましょう。
  • スマホでの通話は、耳元で使わずにスピーカーやマイクを活用する。
  • 長時間のPC使用時は、できれば電磁波対策を行い、アーシングを取り入れるのが良い。
  • IHコンロは、意外に電磁波が強くない。
  • 電子レンジは、使用中に覗かなければ問題ない。

設計における電磁波対策の導入

これらの対策を知ったからには、今後の設計でも少しずつ反映していくつもりです。例えば、アース付きコンセントを対応する際の費用差額もそれほど大きくはないでしょう。

相談受付と今後の対応

2級電磁波測定士の資格では電磁波の測定はできませんが、1級電磁波測定士に相談を繋ぐことが可能です。ご興味のある方は、ぜひご相談ください。



外部リンク

日本電磁波協会 – 電磁波に関する情報や資格取得についての詳細はこちらをご覧ください
『脱・電磁波』宣言!〔マニフェスト〕

仕事始めの前に美術館へ

新年が開けてから2週間も経ってしまいました。この調子でこの1年もアッと言うまに過ぎてしまいそうです。

仕事始めの前に久しぶりに川村美術館へ。ミニマル/コンセプチュアル:ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960–70年代美術を見てきました。川村美術館へは車で30分ほど。庭園も綺麗で気分転換にもなるので好きな場所です。

生憎、この日は関東に大雪警報が発令された日。出かける時から雪が降り始めていて美術館に到着した時は薄っすら雪が積もり始めてました。おお、ミニマル・アートを鑑賞するにはモノクロの景色が美しいではないか!とのんきに喜んでいたのですが、なんと入館してから1時間で臨時閉館になってしまいました。

常設展をパスして企画展から見学し始めたのですが流石に時間が足りません。その短い時間でもカール・アンドレの作品『雲と結晶』は貴重な体験。ピンコロ石くらいのサイズの鉛の立法体を整列させて立方体をつくり、対比として同数の立方体を散らばしている作品です(川村美術館のチラシを参照してください)観かたによっては美術館の広いフロアに鉛の立方体を並べているだけなのですが、散らばった物体と整列した物体の間を行き来して作品の間を歩いていると不思議な感覚が呼び起されます。ミニマルアートは観ることで「イメージ」を呼び起こすのではなくて、その場に身体をおくことで「感覚」を知覚させるものと覚えています。何事もそうですが現地に足を運んで体験することでしか解からない事がたくさんあるもの。短い時間でしたが カール・アンドレ の展示空間を体感できてだけでも良かったと思います。また、この展覧会は巡回展なので他の美術館ではどのようになっているのか興味があります。

美術館の外にでてみると真っ白の雪景色。佐倉は千葉県内では気温が低い地域なので早めの休館は正解だったと思います。帰路も雪に馴れない車ですでに渋滞気味でした。

帰ってからもお楽しみは続きます。カタログはミニマル/コンセプチュアルらしいシンプルな装丁。 全作品の解説がありそうな充実した内容で読むのに一苦労しそう。きっと時間がたくさんあっても理解できなかっただろうな。

改めて川村美術館のWEBサイトを眺めているとSpotifyプレイリストで「ミニマル・ミュージック」が紹介されていました(選曲はトクマルシューゴさん)。知らない曲も沢山ありで、お気にいりのプレイリストが加わりました。美術館も鑑賞するだけではなくて伝えるために様々な工夫をして進化してるんだなぁ。学芸員さんすごいな、見習って頑張ろう。

美術館から始まった一年。良い仕事ができるように取り組んでいきたいと思います。改めてよろしくお願いいたします

高性能を体感するには真冬が一番!パッシブハウスオープンウィークス2022

2022年も2週間が過ぎようとしていますが本年もよろしくお願いいたします。

PHJのメンバーがパッシブハウスを体験できるイベントを企画しています。

『パッシブハウスオープンウィークス 2022』

竣工時に行われるオープンハウスとことなり、このイベントのためにパッシブハウスを建てたオーナーさんが暮らされている住まいを提供してくれるそうなので、パッシブハウスの性能を体感できるはずです。性能を体感するには真冬が一番!と企画されたイベントです。寒い冬こそ日射取得した熱が建物内に残っていることを体感できると思います。

私もパッシブハウスを初めて体験した時は”えっ?こんなに静かで温かいの?”と驚いたことを記憶しています。足裏からも暖かさを感じ、”床暖房ですか”なんてとんでもない質問もしてました。私はパッシブハウスを設計する機会が無く参加物件がありませんが、家づくりを考えているならば是非参加を!

※追記 イベントの詳細が発表されました。オミクロンの影響により参加物件が少なくなってしまったようですが気になるようでしたら参加してみてください。

『PASSHIVEHOUSE OPEN WEEKS』開催のご案内

これまで毎年、11月に開催しておりました国際パッシブハウス・オープンデー、昨年もコロナ禍の中、残念ながら参加を見送りました。生活者や建築従事者が、パッシブハウスを体感できる機会が少ない中、開催を望む声を受けて、日本国内のパッシブハウス・レベルの建物が、 一同に見学会を行うPHJ主催「PASSHIVEHOUSE OPEN WEEKS」を企画致しました!!

パッシブハウスオープンウィークス2022