田植えから一ヶ月がたち、田んぼを見に行って行くと、水面が黄色に変色しています。
田んぼの一面にびっしりと藻が覆われてます。去年も藻は発生していましたがここまで大量発生していませんでした。
相談することも考えたのですが、除草剤を撒けと言われそうなの少し調べて考えてみます。
こちらがアオミドロ。
風が吹くと吹き寄せられ稲を倒す可能性があるので注意とありました。稲の状況を見ると、大丈夫そうなのでこのまま様子を見ます。
全部がアオミドロだと思っていたのですが、一部こんな白い筒みたいな(細胞が大きくなったような)藻が浮いてます。
すくってみるとアオミドロとは違ってます。
アミミドロでした。
広げてみると細かい網になってます。指先と比べてみるとわかりますが、一辺が2〜3ミリの6角型ハニカム構造をしています。
まるで細い糸で編んだレースのようです。安定したハニカム構造になっているのが興味深いです。編み物名人でも編めないだろううね。
で、そんな自然のレースを丸めてみました。水分が抜けてしまうと干涸びてしまいつぶれてしまいます。
うーん、これでは美しくないな。来年はもう少し綺麗な玉を作ってみようと思います。
そろそろ田んぼの水を少なくする時期です。その時、アオミドロもアミミドロも肥料になるとのこと。このままにして様子をみます。
正式な農法ならば除草剤で藻類を枯らす事が必要だと思いますが、私は農薬をなるべく使わないと決めてています。慌てて除草剤を撒かずに済みました。
知識が無いと不安ですが、少し調べれば判断できる。すこし前進できたように思えます。