設計5か条

設計をするときに考えること

「作品」を作ることが目的ではありません

コミュニケーションとコラボレーションを大切にします

建物の設計前から住まい手であるお客さまとの対話を重ね、どのような解決策があるのか考え、最終的な提案を行います。

対話には時間と手間が必要ですが、一緒になって考えることにより、完成した建物に愛着を持つことができると考えています。

一方通行的な提案では無く、コミュケーションとコラボレーションを大切にした提案を行っていきます。

結果的に最終的な提案が同じになってしまった場合でも、その満足度は全く違うはずです。「作品」のための一方通行的な設計をしないように心がけています。

環境問題、エネルギー問題にも関心があります

エコハウス、パッシブデザイン等、エネルギー消費を抑えた設計を心がけています。

(一社)パッシブハウスジャパンの賛助会員として活動し、メンバーと交流して常に新しい情報を取り入れるように心がけています。

設計時はパッシブデザイン、太陽に素直なデザイン、地域にあった性能住宅を心がけ、シミュレーションソフトを活用して検討をくりかえします。

シミュレーションソフトを活用して一次エネルギー消費から用途・燃料別の光熱費試算まで、グラフで建もの燃費を見える化できるようにしています。

地元にある材料でつくります

地産地消に取り組みます


食では地産地消が定着しつつあります。地方で採れた食べ物をその地方で消費していく。地方の産業の反映を支えるだけではなく、採れたての食べ物ですから、食べて美味しく、健康にも良さそうです。

おなじように住宅建材についても地産地消に取り組みたいと考えています。建物の扉や床材等は建材メーカの既製品を使わずに、職人さんに造作してもらいます。現在、木造住宅に使われる木材の大半は海外からの輸入品です。日本国内では優良な木材が出荷されず、山が荒れています。そんな現状を少しでも改善できればと考え、積極的に地元の木材利用に取り組んできます。

千葉県はサンブスギが有名です。スギは床材としても最適です。比較的柔らかな材料なので傷つきやすいですがその肌触りは心地良いです。スギ材を使って、家づくりをしてみませんか?

内装仕上げ材には天然素材が心地良い

天然素材を選ぶ理由

天然素材での家づくりでは家の美しさは家が完成した時がスタート地点になり、時間経過によって新品の美しさから風合いを重ねた美しさへ変化していきます。

一方、メーカー建材では素材が美しく経年変化することは無く、完成した瞬間が一番美しくその後は経年劣化することになります。

また、天然素材は暮らしている時のちょっとした瞬間に、気持ちの良い喜びを感じさせてくれます。

杉板の無垢板の足心地の気持ち良さは何ものにも代えがたいです!

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普遍的な素材を使う

工業製品の魅力

工業製品を建築設計に採用することは、一見すると味気ない選択肢に思えるかもしれません。

しかし、適材適所で使用すれば、意匠性と機能性の両立を可能にする優れた素材となります。

さらに、工業製品の採用は持続可能性の観点からも優れています。汎用性の高い材料を使用することで、将来の修理や交換に柔軟に対応できます。
特殊なメーカー建材と異なり、廃番の心配もありません。素材の特性を活かすことで、建物の長寿命化にも繋がります。

デザイン面では、工業製品はシンプルな形状と素材感を重視することができます。派手さよりも調和を重視したデザインが可能となり、周囲の環境に溶け込みつつも、独自の魅力を放つ建築を実現できます。

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