穂揃期

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東京でゲリラ豪雨の次の日。千葉の田んぼも不安定な空模様。今日は残してしまった農道の草刈りです。

「二回草刈り」と呼ばれる草刈りの方法があります。カメムシ対策の草刈りなのですが、バッチリタイミングよく草刈りするだけで効果で出るとのこと。私の田んぼ仕事の方針は、なるべく除草剤、殺虫剤を使わない なので「二回草刈り」理論はピッタリなのです。

  • 出穂3週間前と出穂期に草刈りをする
  • 出穂期前後の畦畔イネ科雑草に穂がないようにする
  • ※別冊現代農業2012年10月号

しかし、農道の雑草が穂を出してます。この時期に畦畔(けいはん)雑草に穂は出さないようにしたかったのですが、少しタイミングが遅れてしまった。うーん、難しなあ。まあ、一部分なので良しとします!

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私の田んぼも穂揃期に入ったようです。今後、2週間は常時湛水状態での水管理を目指していきます。

 

今日の田んぼ 出穂始

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本日、初めて出穂 を見ることができました。

出穂始といいます。

ちなみに 出穂 と書いて しゅっすい と読みます。

これから穂が出て籾の中身が詰まる期間(登熟期)に入っていきます。稲は、この期間に最も水を必要とするので水管理が大切になってきます。

毎日、田んぼに通い水管理をしたいのですが他の仕事もあるので、対策を考えていきます。

問題点としてとりあえず2つほど。

  • 田んぼに高低差があるので、水が平均して入って行かない
  • 用水をせき止めるのに、時間がかかる

これをクリアーできれば、用水管理を母に頼むことが出来そうなので、改善していきます。

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今日の田んぼの全景。

寒気が入ってきたお陰で少し涼しい一日でした。

今日の作業として、畦の草刈りをしてます。

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夕方になると稲の葉先に水玉が着いてキラキラと輝いています。こういう綺麗なモノが見れると、野良仕事も良いなあと思いますね。

 

 

 

 

 

 

今日の田んぼ 田植えから一ヵ月

田植えから1ヶ月

田植えから一ヶ月がたち、田んぼを見に行って行くと、水面が黄色に変色しています。

Exif_JPEG_PICTURE田んぼの様子です。

田んぼの一面にびっしりと藻が覆われてます。去年も藻は発生していましたがここまで大量発生していませんでした。

相談することも考えたのですが、除草剤を撒けと言われそうなの少し調べて考えてみます。

 

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こちらがアオミドロ。

風が吹くと吹き寄せられ稲を倒す可能性があるので注意とありました。稲の状況を見ると、大丈夫そうなのでこのまま様子を見ます。

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全部がアオミドロだと思っていたのですが、一部こんな白い筒みたいな(細胞が大きくなったような)藻が浮いてます。

すくってみるとアオミドロとは違ってます。

 

 

アミミドロでした。

広げてみると細かい網になってます。指先と比べてみるとわかりますが、一辺が2〜3ミリの6角型ハニカム構造をしています。

まるで細い糸で編んだレースのようです。安定したハニカム構造になっているのが興味深いです。編み物名人でも編めないだろううね。Exif_JPEG_PICTURE

で、そんな自然のレースを丸めてみました。水分が抜けてしまうと干涸びてしまいつぶれてしまいます。

うーん、これでは美しくないな。来年はもう少し綺麗な玉を作ってみようと思います。

 

 

そろそろ田んぼの水を少なくする時期です。その時、アオミドロもアミミドロも肥料になるとのこと。このままにして様子をみます。

正式な農法ならば除草剤で藻類を枯らす事が必要だと思いますが、私は農薬をなるべく使わないと決めてています。慌てて除草剤を撒かずに済みました。

知識が無いと不安ですが、少し調べれば判断できる。すこし前進できたように思えます。